ハケンもフリーターも
基本的人権が保障されています
派遣も正社員と同じ権利がある
派遣労働者も労働者としての権利が保障されています。賃金・労働条件・社会保険・安全衛生などは派遣元に責任があり、派遣元はこれを守り、そして派遣労働者を守る義務があります。また、二重三重の派遣は禁止されており、長期にわたって派遣されていれば「直接雇用の義務」が派遣先に生じます。「請負」と言われているのに派遣先企業から指揮・命令を受けていれば「偽装請負」であり、違法です。あなたの労働が派遣なのか請負なのか、きちんと確かめてみましょう。
正規雇用と異なる点
- 働く日数によって有給休暇日数が少なくなる。
- 厚生年金・健康保険・雇用保険に加入するには、一定以上の労働日数・労働時間が条件になる。
- 育児・介護休暇をとるには一定の条件が必要。
フリーターは気楽?それとも不安?
今、アルバイトだけで暮らす青年も増えています。「フリーター417万人時代」といわれていますが、アルバイトもパートも立派な労働者です。自分の賃金・権利を見直してみましょう。パート・アルバイト、派遣社員、請負労働者なども基本的権利が保障されています。女だからって、男だからって、差別はダメ!
労働基準法や男女雇用機会均等法などで、男女差別は禁止されています。同一労働、同一賃金が原則です。保障されている権利
- 産休:産前6週間(多胎14週間)、産後8週間の出産休暇が可能
- 生理休暇:生理日の就業が著しく困難な女性は、生理休暇が可能
- 育児・介護休暇:男女ともに取得が可能(休業前賃金の40%の育児休業給付金が雇用保険から支給される)